3/11のダイアリー
今日は原子力の人材を集める就職イベントへ。
自転車で千里中央、回数券を使って梅田へ。
梅田スカイビルというところだ。今日初めて行った。
みんな原子力に関わる企業ばかりだ。と言っても、形式は普通の合説と一緒。企業ごとにブースに仕切られ、説明を受ける。
日本原子力研究開発機構は意外にも転勤がないそうだ。東芝も。
これは意外だった。
東芝はすごく低い姿勢だ。あれだけ財務状態が悪く、上場廃止の危機に瀕しているのだから当然か。学生も集まらないのだろう。「来てくれてありがとう!」という感じだった。
「これから東証1部に再び挑戦するのですか?」
「まだ落ちてないけどね(笑)。でも、落ちたらまた挑戦します。」
プレゼンのスライドショーに現在の財務状態を説明するスライドが入っていた。他の説明会でも学生に指摘されていると思われる。
PWRとBWRの両方を作っているそうだ。大学で勉強した知識が生きた。
一方、三菱重工はすごく冷たくていい加減な説明だった。親切な東芝の説明の後に三菱重工の説明を受けると余計に冷たく感じる。
お昼ご飯は、梅田スカイビルの地下にある滝見小路というレストラン街にある和食屋さんに入った。ご飯味噌汁おかわり自由の焼き魚定食。魚の大きさを考えると千円は少し高いかな。
クオカード1000円を受け取った。その後は本屋へ。
学歴の経済学という本を立ち読み。
今は、大学さえ行けば安泰という時代ではない。
旧帝大の学生ならば問題ない。人工知能に仕事を奪われることはない。しかし、私立大に奨学金を借りて行ったとしてもも6割は非正規雇用になってしまう。返済できずに苦しむ。ならば、職業が身につく高校に行き、そこで就職したほうが収入はいい。また、大企業のほうが収入はいい。
という内容だった。
確かに、勉強しなくても行ける大学は多い。そんなところに行っても就職に有利に働くことはないだろう。